串本

串本町はトルコとの友好都市として知られています。
1887年(明治20年)、日本は先進国の仲間入りを果たしたものの、まだまだ発展途上。
そんな時代なので、政府は国のあり方や憲法などを視察するため、アメリカやヨーロッパなど各国に使節を派遣しました。
その間、トルコに立ち寄った際、明治天皇の叔父は厚遇を受け、明治天皇はトルコに感謝の印として品物を贈りました。
これに対してトルコ皇帝は使節を送ることにしました。
使節はトルコに戻る途中、ここ串本で台風の接近に遭遇し座礁しました。
当時の大島村の島民の尽力により、この悲劇的な事故から生還した69人は無事にトルコに戻ることができました。
これがきっかけとなり、串本町とトルコのヤカケント市、メルシン市との間で姉妹都市提携が結ばれました。
串本はその他にも、弘法大師空海と悪の天邪鬼のエピソードが残る橋杭岩や、本州最南端から太平洋を見下ろす望楼の芝生、ペリー来航の62年前に行われた日米初の交流など、串本町は見どころ満載の町として知られています。